まずはこちらを参照。
こちらに概ね最低限の医学書は記載してあるのだが、もっと深掘りした方が良い分野や、ちゃんと読んでおいた方が良いと言える分野があるので、それを紹介する。なお、私自身の好みもあり、偏りがあることについては否定しない。
また、対話型AIの台頭を踏まえて削除した本がある点はご承知おきいただきたい。
まず臨床に出て学ぶべき画像の基礎が、端的に揃ってる良書。ここに書いてある内容をこなせば、臨床らしい画像の読み方が出来るようになり、あとは経験値を稼いでいけば良い。
1カ月・30 Stepで学ぶCT診断入門【電子版】 | 医書.jp
CT読影を解剖から一つ一つどのように捉えるべきかを一つ一つ説明している良書。CT値の話も記載されているが、圧縮されている感が否めない。前述の書籍で足りないところや、放射線科研修で読影レポートを書く上での基礎的な教本として役立つと考える。
急性腹症をベースに診断学をガッツリ述べた本。検査前確率を意識して、検査の前に必要な情報を集めることの大切さがよく述べられている。当直で急性腹症を診ないことはないだろうし、消化器系でまず1冊読むならこれだと思う。