棋力はアマ六段。碁会所では七,八段で打つことが多い。都内にて子ども向け教室の講師アルバイトを、某プロから誘われて1年ちょいやっていたこともある。院生経験はない。
囲碁の言語化能力が高く、よく新橋の囲碁喫茶に生息している。
ここには私の配布・参考資料を一通り揃えておく。
囲碁の概要について、先に説明する。
囲碁と将棋で対比することが多いが、「将棋は発散、囲碁は収束」と語ることが多い。盤上の打てる手(指せる手)がゲームが進むに連れて、将棋では増え、囲碁では減っていく。まず「囲碁は収束を目指すゲーム」であることを押さえて欲しい。
では、収束とはどういうことなのか?というところを考えてみる。
例えば、この局面。右上から上辺にかけてほぼ確定した白地が5目程度あるが、他はどうだろうか?右下は黒地と言えるのだろうか?左下は白地と言えるのだろうか?
右下も左下も「分からない」としか言い様がない。
少し局面を進めてみた。今度は左下と右下はどうだろうか?