研修医にお勧めする医学書の話は多数あるが、お勧めのアプリを記載しているものが少ないため、ここに記載する。アプリは流動的なものなので、サービス終了が見えているものはとても勧められない。
特に、アプリをダウンロードするときは、必ず最後の更新日を確認すべきである。1年近くアップデートできていないアプリはダウンロードしないことを推奨する。
一見ブラウザツールだが、実はアプリ版もある偉いやつ。 なお、個人的には、AI時代になったことを踏まえると、自作した方がよいのではないか、と思うようになった。
MDCalc - Medical calculators, equations, scores, and guidelines
※自作例(NotionおよびNotion AIを使用して作成)

※HOKUTOの計算ツールは、これを見本に作られたと推定している。UIが類似しすぎているし。 ※以前はHOKUTOも推奨していたが、杜撰な営業など将来的にキモい要素が多すぎるのと、抗菌薬用量について甘い要素があり、推奨することをやめた。そして、2026年5月末時点で素人が作ったアプリのようなクソ挙動をしていたので非推奨と断言することとした。
薬の情報を見るならまずこれ。点滴も載ってる。 類似機能があるアプリもあるが、現場において薬で重要なのは「どんなカタチをしているか」「錠剤は何mgのやつがあるのか」だったりするので、その辺のフォローが強めな点が推しポイント。 元々薬剤師向けだが、医師が使う分には余計な広告とかないのでお勧め。
課金してもよい、もしくはこのアプリに不便さを感じるなら、『今日の治療薬アプリ』を推奨する。詳細は下記リンク内に記載した。
本は電子で良いだろ。という個人的な感想はさておき、電子本の普及によりスマホおよびiPadにこういう電子本を入れておき、病棟や外来などでささっと確認するスタイルが少しずつメジャーになりつつある。
2014年スタートの医書jpのコンテンツが充実し始めたのも2020年頃からであり、老舗のM2plus(2024年3月末に「m3.com電子書籍」に名称移行)はまあご存じの方はご存じの通りかなぁ、と。
まずは、紙の本と電子の本の違いは以下の通り。
| 紙 | 電子 |
|---|---|
| 本の規模が把握可能(厚さが分かる) | 本の規模は分かりづらい |
| 該当の本を探すのは覚えていないと一苦労 | 縦断検索、横断検索ですぐに該当の本を探せる |
| 該当の本の他のページも見ることになる | 該当の本の探しているもの以外あまり見ない |
| 持てる本に限りがある | 持てる本はいくらでも |
要は、本に何を求めるか?という一点につきる。私はあくまで「知る」をベースにしているので、電子の本の方が向いているということになる。
続いて、医書jpとM2plusの違いを簡易的に示す。
| 医書jp | M2plus |
|---|---|
| PC, Android, iOSのマルチプラットフォーム | iOS, Androidのみ |
| 基本は実物の本をベース | アプリ最適化版もある(一部の本のみ) |
私はPCとスマホ両方で見るので、医書jp派。
PC閲覧により教育目的の文献・画像引用がかなり楽になった印象(昔みたいに本のページをスキャンして画像を調整して貼り付ける必要が皆無)。
ただ、AIの台頭により医学書の扱いについても、再考すべきと感じるところは強い。
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